お薦めの石材をまとめました、
石名をクリックしてください
@小松石    =安山岩  神奈川県産出   歴史を誇る高級石材の代表

A真壁石    =花崗岩  茨城県産出     関東でみかげ石といえばこれ

B伊達冠石   =安山岩 福島県産出     泥かむりと呼ばれる渋い石材

C浮金石    =斑レイ岩 福島県産出     日本の黒みかげの代表

D深山ふぶき =花崗岩 福島県産出      吹雪が舞うような色模様

Eはなつか石 =花崗岩 福島県産出      低吸水率の国産品でありながら経済的価格

F中山石    =斑レイ岩 福島県産出     もうひとつ黒の代表

G磐梯石    =花崗岩 福島県産出      青味が美しい高級材

H吾妻石    =花崗岩 福島県産出      細目の良質材




国産石材へのこだわり
@小松石〜こまついし
1.磨き表面                  2.美空ひばりの墓       3.採掘場
 
今日、高級石材として知られるなかで関東では真っ先にこの小松石が挙げられるでしょう。
「赤城小松」や「新小松」などと区別するために本小松とも呼ばれています。
地質学上は安山岩に分類されます。

磨かれると独特の灰緑色に輝き、そのきめ細かい石肌は素朴で柔らかい温かみを感じます。
この石の特徴として、年月とともに表面(色や模様)が変化していくことがあります。これを「劣化」と捉える向きもありますが、「生きているかのごとく表情を変える豊な個性」と感じられればその美しさすばらしさに納得がいくと思います。

この石をお奨めする要素に使用され続けてきた歴史の長さもあります。
古くは奈良時代に石碑としての使用が確認されており、鎌倉時代には源頼朝はじめ源氏・北条家ともに多くが小松石で墓を立てています。江戸時代にも徳川家ならびに多くの幕府要人が選んでおり、下記のように現代に至っても有名人のお墓の仕様につながっています。

小松石でお墓を建てた著名人
源頼朝、源実朝、北条正子、北条時頼、徳川秀忠、小栗上野介、徳川慶喜、徳川光圀、水野忠邦、志賀直哉、犬養毅、乃木稀輔、東条英機、小泉八雲、力道山、美空ひばり、勝新太郎、長嶋茂雄

また昭和天皇の武蔵御陵でも小松石が使われています。






A真壁石〜まかべいし

茨城県西部に位置する常陸三山(筑波・加波・足尾)。それが真壁石です。
真壁石は白色系花崗岩で、その安定した採掘量から関東で「みかげ石」といえばこれというほどの定番です。迎賓館赤坂離宮で使用されているのが有名です。

鎌倉初期から室町・戦国期にかけての、古碑、五輪塔、仏石などが数多く残され、この時期がこの地の石材業の初めと伝えられ、仏石施工の存在が認められます。時代の推移とともに石の利用は徐々に盛んとなり、特に江戸期の庶民文化の興隆が専門的石工を生みました。

墓石として500年以上の長い使用実績を誇ります。上記小松石もそうですが、先祖から長年使われてきたということはそれ相応の価値を持っていると考えます。






B伊達冠石〜だてかんむりいし

玉石状あるいは柱状で山中に埋もれています。赤茶けた外観は鉄分を多く含み通称「泥かむり」と呼ばれています。石質は硬く、磨くと灰黒色に輝きます。2〜3年で太陽光線により酸化現象を起こし錆色を帯びてきますが光沢はそのままです。

彫刻家「イサム ノグチ」が素材に使って脚光を浴びました。
写真のように磨きと自然肌のギャップがとても美しく記念碑に使われることも多い石材です。





C浮金石〜うきがねいし

浮金石」はその希少性ゆえに福島産の中で最も高い値が付いています。黒褐色の斑レイ岩で、田村郡小野町の最北部、郡山市・船引町との三つの境界線が交わる黒石山(896m)で採掘されています。

名前のとおり黒地の中に金や白色の斑が混じり、それが浮き出るが如く絹糸状に光を放つのが特徴です。墓石材としてはもちろん現平成天皇ご成婚記念の噴水や沖縄県戦没者慰霊碑、東京駅などの建築材としても幅広く使われています。





D深山ふぶき〜みやまふぶき

名前の由来は、青みの濃い中目の花崗岩で、白い長石が吹雪のように美しく舞うことから名付けられました。深山という響きも「人里離れた山深い神聖な場所で、職人がコツコツ切り出してます」といった印象を与え、心地良いものに感じられると思います。

有限の石を有効利用するためワイヤソー等を使って、丁場に無理を掛けず計画的に採掘しており、品質重視で長期に渡って安定供給できるよう努めています。艶持ちが良く、変色しない気品にあふれた石です






E花塚石〜はなつかいし

阿武隈山地から産出される「花塚みかげ」は、採石開始以来30余年という実績を誇る自然の花崗岩。美しく艶がさめにくいのが特徴で高硬度・低吸収率(吸水率0.112)に優れた日本の気候・風土に最適な墓石用石材です。

青葉みかげと同系統の白系中目の花崗岩で、グレーの長石がうっすら浮かぶ美しい石目を持ち、黒玉が少なく、石質は硬く、艶が褪めにくいのが特徴です。





F中山石〜なかやまいし

目が整った中山石は、みちのくを代表する高級黒御影石です。最高の高度と最小の吸水率を兼ね、耐圧、耐震性に優れ、さらに黒手と白手という渋みのある2つの色合いを持ち、使い分けにより墓石材や建築石材として幅広く利用されています。

皇太子ご夫妻に待望の愛子様(敬宮殿下)がお生まれになったとき、その誕生を祝う記念樹の石碑が栃木・那須の御用邸近くに建立されていますが、これも中山石で製作されています。






G磐梯石〜ばんだいいし

磐梯みかげは丸森町の川田島から数百m離れた曲木で昭和56年から採掘。青みが濃く、繊細で優しい石質が特徴。東北地方を代表する高級墓石材です。「石ムラ等が多く、職人の厳しい管理の中で厳選するので、採掘量の10%しか墓石材に使えない」と担当者はいいます。

墓石以外にも、公園や美術館、マンション、城壁、公衆トイレ、モニュメント、記念碑、親柱、護岸工事など幅広く採用されています。






H吾妻石〜あづまいし

花崗岩の分類で結晶粒の大きさ(石目)が最も細かい「細目類」に属します。結晶組織が緻密で均一のため、硬度が高く、吸水率が低いという優れた特徴があり、それを研磨することできめの細かい滑らかな質感になることから、高級墓石や彫刻などに最適とされています。

明るい青み(スカイブルー)の色合いと、しっとりとした落ち着きを感じる石目は、みかげ石の中でも新鮮さを感じさます。
福田総理大臣の家のお墓にも使用されています。

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